つれづれ (ボジョレーヌーボー)

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    飴色の街。
    黄金の入り日の光が眩しく美しい。



    今日はボジョレーヌボー解禁日だそうで。
    インターネットの日本からの投稿でそれに気づいた私。フランスではそんな、静かで。忘れられることはないかなという。
    当日に好んで買う人は少なそうだけれど。大分売り切れていたのか。品揃えが少なかったのか。。昨年ほどの数を見なかったそう。

    ボジョレーヌーボーは、日本というお得意様がなかったら、どうなってしまうのだろう、ワイン農家さん。


    去年はひやかしに二人で行って選んだけれども。今年はおまかせ。。帰りにスーパーへ寄るという夫に一本だけ適当に選んできてもらった。儀式的に、ちょっとお味見できればいい。これは日本人だからこそ。
    それにしても安いと思う「在フランス」ボジョレーヌーボー。夫は多くのフランス人のようにヌーボー(全般)が好きではないから、日本人妻ということで恒例で味見に付き合ってくれるけれども。ボトルで5000円とか日本のように高かったら馬鹿みたいだと、そうもしないだろう。私でもそう思う、最近。(ここでカフェバーなどで解禁の夜に用意されるボトルの価格は15ユーロしない程度からあったと思う。もちろん座ってテーブルで飲める。オリーブがついたか頼んだかどうか。解禁日に友人をさそい、そういうのを数本開けた年もあったっけ。でもフランスでは国産なのでワインが安い訳で、その位で飲めるワインのお味とヌーボーのお味はちょっと比較にならないので、もうしないだろう。)でも日本に居るとバレンタインと同じで無視し難い雰囲気。感想は、、、

    うっ、アスィッド....(酸っぱ〜) (>m<) ブルブル震える私。「うっ、ほんとだっ」
    アメール....(渋苦)

    おしまい。Bon. 

    日頃のワインと比べると、梅干し駄菓子のようだ。酸っぱいのは二人とも苦手。
    「だからいってるのに。やっぱり僕にはわからない、これを好んで飲む気持ちが。」
    「季節を感じるのよ、お印に。今年の気候を振り返りつつ。日本では三倍くらいするのよ。プロフィットしなきゃ。おぉ、酸っぱい。」来年はなくてもいいかな、と思いつつ、夕食まで結構飲んだ。若いワインはタフでがつんときて、回ってしまうので体感は苦手め(少し古くマイルドなほうがいい)。でもさっぱりフレッシュ感は飽きない感じで進んでしまう。でも、二種飲んだ去年の方が良かった気もする。




    今年が成り年といえば。。
    ノルマンディーでは、胡桃(ノワ)だ。

    去年も一昨年もあまりできがよくなかったけれども。
    今年のなり方はすごいらしく。昨夜、美母(義理の母)からのお届けもののなかに、また胡桃が(すでに1キロ頂いてほぼ消化している)
    2キロ近くあった。ノワゼット(ドングリ系ナッツ)と一緒に混ざっている♪嬉しい嬉しい。

    義理の妹の庭に大きな胡桃の木々があり。なんでも美母は30キロとってきたらしい。私もいきたかった。
    都会ッ子だった私はくるみなんてスーパーのものしかしらなかったので。ここへきて、生胡桃という、まだ土のようなもののついて湿った胡桃をしった。家で乾かしてから、頂く。最初は生のものは苦かったけれど、乾く前の生胡桃の味も悪くない。ドングリ(丸いもの)もおいしい。という土着民のような舌になってしまった。

    胡桃は健康の為に、少しだけ日々とるのがいいらしい。
    こちらでは、エンダイブのサラダに胡桃を散らすと、味の相性が良いと言われています。



    今日はタマネギとニンニクと、エシャロットと、おなす(米なすのよう)と、完熟トマト一個と、三食のピーマン、きのこを、ココナッツオイルとごま油でウォックでいためて、スパイスで(頂いた手作りセルリの乾燥葉など。セルリの葉を自分で乾かして乾燥させ、ミキサーで粉砕して保存したらしいもの。とても香り高くて美味で、買ったものでは満足できなくなる。こんなのをジャム瓶に頂くととても嬉しい)少し煮込んだものでした。美味。本当は、ズッキーニがメインになるはずで用意した素材なのに、見事にズッキーニを入れ忘れました。。あまりに大きくて、別の場所においたからです。あとは夕べの、人参とひじきの味ご飯があり。夫には別の一品をつくりました。。

    差し入れには、美母のペシェアピエ漁をした、コック貝。ちゃんと砂抜きをして茹でて瓶に詰めて冷凍にしたものを二瓶いただいた。ありがたい。誘おうとおもったけれど、もう寒いから、やめておいたの。ますます有り難い。そう、寒い。。。軟弱な私。
    「来年のいい季節の最初に誘うわね。」ますます有り難い。

    そして畑のズッキーニ。50センチ、直系10センチもありそう。そしてファームの卵。畑のレタス。それから、兎のパテ。
    嬉しいン。。やはり食べ物は。日本の母からも届くし。母が二人。娘孝行、、娘からの親孝行もしなければです。


    〜家族通信〜
    胡桃でつくった先日送った大好評のチョコレートの制作風景はこんなかんじです。。またネ。。
    ショコラテリにもらった、マロンの型も。頂き物で生きているようです。。








     

    Toussaint(All Hallows) 諸聖人の日に

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      11月1日 トゥッサン(すべての聖人)の日に•••










      11月1日。日没後のプラチナの海。気温が高くないときの日没後は、時折、ひととき海が白く光る事があります。写真はさらに雲と光のいたずらで、クジラ色の不思議な陰がプラチナの水面にぼんやりと落ちました(レンズの曇りではありません•••)。幻想的です。



       今日は朝からミサの鐘がリンゴンリンゴンずーっと鳴っていて。いつもの日曜ミサより早い時刻の気がして、、、しばらく抵抗していたものの。ここは教会が近いので、日曜日はミサの鐘の音で起きる。でも今日は土曜日。鐘は、すくなくとも30分は鳴り止まないのだから根比べをしても無駄。最近はあきらめてさっさと起きる。冬時間になって、八時まで真っ暗だった朝がまた七時頃から明るくなったので、朝がすがすがしくてよい。
       今日が All Hallows 諸成人の日 というのは、アンティオキアなど東方教会の習慣から来ているそう。プロテスタント、アメリカではこの日を祝うことはまずあまりないとありますが、実際に聞いてみた事はありませんが、自然なことかもしれません。未だ伝統的なカトリックの国では祝日となって、ミサがあります。ポーランドなどでは、1日にろうそくをもってお墓参りをするとか。フランスのように、2日のジュールドモール(死者の日)ではないのですね。

       31日のお菓子。31日の夕方にメインストリートの石畳を歩くと、なんと沢山の小さい子供達が仮装してあるいていることに驚き。。 家にいるとわからないものだ。小さな魔女やお化けがフロマージェリー(チーズ屋)やドログリー(生活雑貨屋)などつぎつぎと入ってお菓子を集めているのをみて(大抵夕方には「もうないよ。」よと言われている。聞けば、この商店街には毎年かなりの数の子供が来るらしい、いつもごひいきのお客さんの子供達へのサービスというところかな。長く知る人も多いこの街のリュ•デ•バンとはいえ、こんなときは地元商店街の催し物といった感。さらに、1日にも引き続き子供達があてにして来るそう。おぉ、知らなかった。)


      ウチも当日はちびのカボチャを外に置いたので、、なくてもいいとおもいつつも。一応 MONO PRIX(スーパー)でこのような袋を買った次第。。他の子はよかったのだけれど、ただ一人、ウチの近所に一人暮らしのおじいちゃんに育てられている可愛い子がいて。かぼちゃを飾っており。万が一、来るかもしれないと。若い夫婦がある日彼を連れてきて、夜中に派手めの親子げんかをして、その子はパジャマで外で泣いていて。その晩は一旦車で去ったのですが。やがておじいちゃん一人に引き取られていたのです。あの子が来たら、笑顔が見たいもの。そんな事情も知らずにそれを見た夫は「なっ、なにそんなことしてるの。。」といいつつ、ちゃっかり沢山食べていた。

      二人でこんなに食べたら虫歯になると、ジャズコンサートにももちこみ。子供がつぎからつぎへとくる事に。それでも可愛らしいのは、たった一粒だけを選ぶこと。まあかわいい。私が「アン ボンボン?(キャンディーをおひとついかが?)」と単数名詞でいうからでしょうか。「アンプー プリュス?」もっとおとり、というと、にっこりしてもう一粒とる。この辺りの子は本当にしつけがいい(厳しい?)かんじで。田舎の良さというか、可愛らしい。アメリカやオーストラリアではひと掴みがしっととられるなんて話もきくのですが。
      でも食べ終わるとまたチョロチョロくるんですね。そしてジャック夫妻とおしゃべりしている私の視野に入ってきて、にっこりわらって、お菓子の入っている箱と私の顔を交互に見る。そこで箱を開けてあげる。そんな感じでレストランの中の子はしばらく周囲にいりびたり、ご飯は何をたべたかとか、たわいのない話をしていました。お母さんは帰りにほらお姉さんにお礼のビズをしなさいなといって、ありがとうと帰ってゆき。15人位あげたでしょうか。でも、一番食べたのは夫で。フランスの子供達のお化粧はうまい。みんなわりとティムバートン風が人気のよう。最近は大事なときにカメラの充電切れや、カメラを忘れたりして写真がないのですが。

                         

      ジャックの話 戦後のパリは音楽に溢れ、熱狂的にはじけていた
      というのが印象的でした。辛く暗い戦争があけたときの世の中は、明るい音楽とどんちゃん騒ぎに溢れる。パリはすごかった。そこここでライブの演奏や歌が溢れ、みんな朝まで飲んで、歌って、はしごして。「そしてアンダーグラウンドにある、それも階段をおりるんじゃないんだよ!床に穴があいていて、のぼり棒のような鉄棒が通ってるんだ。あれにぴょんとつかまってね、スーッと、そうやって降りるんだよ。すーっとね。するともう明るいお祭りでもう世界が違うんだよ!」ジャックは、それが素晴らしかったとか良かったとかいい時代だなんていう程度の言葉は使わず、もうそれはそれは、なんといっていいか、目がくらくらして耳からもダンスからも、くらくらする世界という、凄かったんだよという、その激しさがよく伝わってくる話。。。わたしも、へえぇ、と聞いているだけでわくわくしていました。一晩だけでいいから、その世界を体験した見たいな。。 


        ライブの前に、立ち話。




      11月2日。

      さて、今夜の為にちょっとしたものとタルトオーポムをまた作るのに、市場へ走りました。
      その前に、近所のおじさん(小さな子の居る)に会う気がして。昨晩袋に別にして、いつ通りがかるかな、とっておいたキャンディーの袋を持ちました。やっぱり、市場の帰りに坂を上っているとあるアンティークショップのドアがあいて、おお「ボンジュール!」とおじさんムシューが。それで「ちび君はいつも一緒?これ、とっておいたのよ!プティによろしく!」と渡すことができました、おお、ありがとう!と受け取ってくれ。絶対に会う予感がしたので。爽快。


      アップルタルトやアップルパイにする最高の林檎は?
      と、先週市場でおばさんにきいたら、これ!と。これこれ!それは、Boskoop。10月の終わりから出てくる。
      日本では紅玉、あの酸味こそが美味なるパイにしてくれる。
      「酸味あるもの?」「ある、これ、これだよ!」
      じゃあそれください。「いくつ?」うんと、これくらいのタルトだから、、、えっと、、、「サンーク!(五個だ)」五個?うん、じゃあそれで。「でも食べてもいいんだよ。」とすこし多めにいれてくれた。それでつくったタルト•オー•ポムが前回のトップの写真にみえるもの。絶品でした。サトウキビ砂糖と熱が加わるとなんという美味に!タルトはグルテンフリー、市販のグルテンフリー粉に私の好みでそば粉がブレンドされています。私のやり方は、先にバターと砂糖で林檎を少し煮ておきます。煮すぎず、生すぎないこともポイント。林檎はここの田舎風で、形を崩しません。小さく切ってぐちゃぐちゃに入っているとあまり美味しく感じない。どこもここも同じ味というのも。林檎の半分、半円形を保たせます。それはノルマンディーでよくみる形。そこにはよく火が通ってとろけているところと、甘酸っぱさののこる奥のところ、こげているところ、カラメルのところ、いろいろな味の変化がありますから。。。



      そんなわけで、今日も同じ果物屋さんへ急ぐ。


      ボンジュール!ボンジュールマダム、元気? 
      元気です、貴方は? 元気だよ、とおじさん。

      これ、ポスコップ!1キロください。
      、、この間ここにいたマダムが、タルトオーポムにはこれだっていっていたんだけれど、実際、凄く美味しかった!だからまた作るの、今夜はディナー(誰かと)だから。
      「ほお、そうかい!」
      それからこれも。洋梨も一キロとちょっと。コンフィチュールにするわ。
      「君はコンフィチュールよく作るの?得意なの?」「ええ、まあね。」「じゃあ今度ひと瓶持ってきてよ」
      「はは〜、コンフィチュールはフランス女性の方が遥かに上手につくるでしょう〜」と笑うと「冗談冗談。。笑」
      ありがと、さよなら!というと大声で「さよなら、よいジャムを!」(笑)良い一日をとおじさんに笑うと、貴方も!といつもの定番挨拶。




      それから葉っぱのついたニースのレモンを見かける。そうだ、タルトの林檎にちょっとたらします。ペクチン作用がでるし、味がしまるので私は好き。パッといただいて、まあ、なんと香り高いいいにおい!!!葉っぱがあるからかしら、それとも。お値段は一個70セント。ビオかな。。聞き忘れてしまった。ついでにおつりも受け取らず。あとから後ろを通りがかったときに「ああマダム!これ!これ!」とおつりをいただいて、笑い。 さあさあ、気ぜわしい。

      お墓参りは私たちは今日の死者の日の当日ではなくずらして。帰りに、あまり会わない親戚の人の家に寄らせていただこうということに。。。暇なときにタルトのレシピを公開したいとおもいつつ。。 良き週末の夜を!


      プラチナになる前の金色の夕日。だいぶ陸の方に回りました。
       

      ハロウィンの季節にまつわるお話。

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         日曜日はお天気で、市場にカボチャを買いにゆきました。
        カボチャの季節で、八百屋さんはカボチャが一杯。美味しいのでみんな買います。そしてやっぱりフランスでも、ところどころに控えめにジャック•オ•ランタンがいます。恒例、ハロウィンの日が、近づいています。
        (カボチャ男はアメリカンスタイルとはいえ。小さな子供の居る家や、お花屋さん、若いオーナーのカフェ、パン屋さんのウィンドウなどポツンポツンと手彫りが。でもブームとか商業的では全くない、少なくとも今の時点のこの地域では)

         🎃ハロウィンの起源のお話はこちら
        「本当のハロウィン」http://jp-blog.crossroad-yuko.com/?eid=1081666
         
         今年のカボチャは、、、結局、小さいもので。テーブルの上に置けたりする可愛いのを二つ。という簡略系。。

        本当は、安定のよいちょうどいい頭の形のものがなく、さらに飾り(スープ)にする種類のカボチャが見つからなかったのです。おじさんが「これがちょうどいいよ!」と誇らしそうに選んでくれたのは、一人には大きすぎて(夫はカボチャ嫌い)パス。バターナッツという種類は、ひょうたん頭だし無理。




        「これはどうなの?」と指差すと、夫婦そろって「それは違う、違う!それはホクホクの良い種類で高いし、第一堅いし、くりぬけない。ハロウィンにする(スープの)タイプじゃないよ。」ふうん、、、なるほど。昔、聞かずに自分できめて買って、くりぬくには堅くて指の間接を痛めて苦労した事がある。(あれはこれだったのだ)
         市場の八百屋のおばちゃんの話によれば、一つ(写真左)は生でも食べられるそう。「ノワゼット(どんぐり系ナッツ)風味がして、、サラダにいれるといいわよ。」おお、それは美味しそうだわ。(美味でした)


                           オリジンの、カブやベトラーブの大きさ。

         
         さて、ハロウィンを目前にした昨朝、フランス2チャンネルにエリックがでました。朝の番組
        C'EST AU PROGRAMME で。10月29日朝10時で放映されたものの録画↓ 収録は半月ほど前、二泊三日でフランス北東部のシャトーにて収録されたものです。
        http://www.france2.fr/emissions/c-est-au-programme/videos/NI_27817?onglet=tous&page=5
        ☆注 見てくださるお友達やファミリは(もし上のリンクでダイレクトにいかない場合)C'EST AU PROGRAMME の10月29日の過去記事ビデオ、タイトルは (Société) Une nuit avec... un chasseur de fantômes!  へ戻ってクリックで選んでください。ERICK F. (2:15- )日々随時複数の番組が更新されるようで、早めに見れないと後ろへ送られ、やがては削除になるそうです。
        ☆お詫びと訂正)タイトル、出演(分秒)詳細に間違いがあったようです。修正しました。

         パラノーマルのパイオニアと紹介されていますけれど。これはレポーターとして番組で夫を紹介している友人ダヴィッドのプロデュース。ちなみにウチにはテレビはありません(笑)が事前に見ています(もっと長いバージョンを)。
        、、、ジョニーデップは自分の出た映画を自分では絶対に見ない、といいますが本当でしょうか。
        子供や家族の良き環境の為に、携帯電話の通じない(電波の届かない)ちいさな島をもって可能な限り家族で滞在していたといいます。共感できるタイプ。実は、一界で有名な人などというのは、遥かに考えがしっかりしているもの。考えさせられるシーンが多い、ということなのでしょうね。。


         

        ← フランスのハロウィンの本。エリックのコレクションから。

        子供達が集めたお菓子を、回収している意地悪なジャックオーランタン、滑稽で珍しい絵で、クールな笑いを誘います。。深いです。 







         

        最近の会話「今年はハロウィン当日は、、、静かね?」
        「いや、ラジオの依頼があったんだけど。断ったんだよ。」どうして?「パリだったし。」いいじゃない?「大きい局の、すごくメジャーなところでさ。」、、、いいじゃない。「すっごくバカバカしい番組なんだよ。」、、、、あぁ、、、、。
        依頼の電話で断ったなら、担当者のレベルが、本人を意気消沈させるものだったのでしょう。でもねぇ、どうかしら、たまにはバカバカしくてもやっぱり出ても、いいと思うわよ〜、まあ、いいけれど。
         
        、、、と、ここで思い当たるのは。ジャックオーランタンではないけれど、31日にジャック一家のジャズコンサート。暗いムードの電車で何時間もかけてパリへいって、平凡な番組の質問に答え、マジョリティ受けするレベルを痛感して憂鬱になって帰ってくる一日よりも。行きつけの店での楽しいジャズコンサートディナーを選んだのだナ。。
         

        ジャック夫婦。







         


         🎃秋のかぼちゃの話•••

         市場で売っている大きなかぼちゃは(直系40センチなど)、ちょうど大きなチーズ(直系50センチ高さ30センチなどの)のように、目の前でざっくり切って量り売りしてくれます。小さいものは一個買い。ミニチュアもいろいろあって、それも食べます。一つ一つ全然違います。全部食べます。日本では水っぽくて食べない飾り用かぼちゃ、というものも食べます。

        すべてのものに、美味しく食べる料理法があり。お野菜もさぞかし安心でしょう。「おまえは水っぽくて美味しくないのよね。」よりも、「ああ、おまえはこれにすると最高なのよ!」といってもらえることは、お野菜も、それを育んだ大地も、農家の人も、さぞかし嬉しいでしょう。そして地上に存在する沢山のいろいろな種を植えて育てる事は、大地を肥沃に健康に保つと思います。
        大地は植物に滋養を与え、また植物は育ちながらさまざまな栄養を大地へ送ります。それは個々の種により違うものです。ばらばら、十人十色の野菜が並んでいるところ。すべて美味しくいただくこと。そこにこそ健全さが見えます。。。


         私たちは結局、自らの行為や意識、日々のなにげない生き方の結果を、循環として自ら受け取って背負っていきます。。

        自然の復讐などというものはなく、自然が怒って猛威を振るっているというよりも、単に自然界を巻き込みながらの自虐行為であることは多いのかもしれません。

         恐れるべきは、自らの無知だけ。

        そして先祖代々に守られ、森や自然界に生きる精霊とともに暮らしています。。。






         私は大昔からある自然の力で、命が絶えることがあるならば、それは幸せ。人間の行き過ぎた文明や愚かさゆえの形は望まないものです。また、自分の家や自然の中で孤独ではなく家族に見守られて息絶えるならばそれもよきかな。命はいずれ終わってしまうものですがいかに、ということがはっきりしていて、もしその通りにさえなれば。

        私の曾祖母は、大空襲のときに、死ぬなら我が家で死すといって防空壕へ逃げずに家の座敷に残り、家族と別れ。大きかった屋敷はすぐに爆撃されてなにも残さずに灰となって散り、世を去ったと聞いています。まさに桜の散るごとく。最後の瞬間まで防空壕の扉をすこし開けて、最後まで曾祖母を呼んで爆風を浴びた叔父。曾祖母はきっと最後まで孫が自分を呼ぶ声を聞いていたと願います。孫の声とともに、、孤独ではなかったはず。
        その後の焼け野原の飢饉を思えば、私の分も食べて生き残ってほしいという、五人の孫達への思いと祈りもあったはず。前回のお盆でもそうですが、ご先祖を感じ、胸熱く思い馳せることも多い年齢になりました。。

        私がここで健やかに食べ生きている時、浜辺で潮干狩りをしながら、森でブラックベリーを摘みながら、私はときおり空や海、大自然の存在感の中に目を感じ取り、「ほらこんなにとれましたよ!」「美味しく食べていますよ!」と父母や祖父母以上にも遠いご先祖に喜びを伝えたくなります。。。そして実際にそうして。大自然の中にいるからでしょうか。食べることが以前より遥かに好きになりました。。。 




        「本当のハロウィン」にも書きましたが。
        11月2日は死者の日なのです。
        市場に菊の花の鉢植えが並んでいます。お墓参りの日。
        この世とあの世の幕が薄くなる時この数日。お盆と同じですね。。私が上のようなことをフッと書いてしまうのも、いまはそういう季節なのでしょう。。そして、夫のお父さんのお墓参りをしましょう。お花を選びます。

        そして義理の母をディナーに呼ぶ計画を立てています。パガンの伝統のハロウィン料理というものがあるようで、専門家の夫に本を出してもらって教わっています。。

        火をともすランタンは、もともとパガンではかぶらや甜菜などでした。カボチャになったのは、アメリカにいってから。
        それはもともとは、死者の霊を御呼びするために、目印にともしてあげるものでした。それは、まさに、お盆にともる赤いホオズキのもっている役割に似ています。。

        、、、マジックのショウの帰り、深夜の事故で一瞬で他界してしまったエリックのお父さん。残されたマジックの道具の価値と使い方をしっていたのは、学校帰りにいつもお父さんの夜のショウの仕事へついていって、アシスタントとして手伝っていた長男である夫エリックだけでした。他の子供達は小さすぎたのです。エリックもまだ10歳になっていなかったので。でも、あの夜は遅くなるので、エリックは家に残って眠っていたのです。

        生きぬくことで必死の大家族には、マジックの道具もいつしかまとめられて屋根裏へ。新しい家族が一緒に生活することにもなりました。小さな子が沢山、騒ぐ。エリックはその中で一人で、その道具を使いこなす練習をし、まだ小さい頃に地元の小さな舞台にたったのでした。ジャッキージャック•ジュニアとしてのお父さんの名前でのデビューは、70年代らしい活字で地元の新聞記事になって、演出ヘルプの伯父さんと一緒に載っています。
        その後は高校卒業を待たずに、家を出てルーアンへ。小さなキャバレーから始まり毎晩いろいろなところでマジックのショウをしてルーアンに15年。やがてクルージング船内など、ショウだけで生計をたててきました。最終的に、一度のパフォーマンスで一ヶ月の月給に相当する一人前のレベルになり、国際フェスティバルの毎年の常連になりました。小さな地元とはいえ彼はマジック界の中で育ち、それはお父さんの世界で、お父さんを知っている人がおり、ゆえに仕事を超えてのなにか親族のような絆を維持しているのです。。その付き合いは皆、20年、30年、40年という単位。


         
        ご近所さんはもう一週間前から窓に大きなカボチャをおいて、昼間からろうそくを立てて燃やしていました。



        (左)早く産まれすぎて、当日がくる前にくたびれてしまった君。
        (右)先がとがってハート形、コマのようで座りの悪いカボチャの使用例(創意工夫賞)





        死者の魂や森の精霊を思い心あたたまる、ささやかな時間に溢れた豊かなハロウィンでありますように。。








        (追記)30日夜
        上にテレビ番組のリンクを載せた、今回のプロデューサーのダヴィットから電話がかかってきました。なんでも、放映後の局の(番組の)スタッフからの受けがよく「みんな今回の内容をとても気に入って満足している」そうでダヴィッドも満足。それはよかった。そして「ダヴィッド。君は一体どこで、どうやってこういうアンクロワイヤーブルなタイプ(直訳で、信じられないタイプ。凄い、非凡なタイプ)を見つけてきたんだい!?」といったそう。










         

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