Chemin de vert

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    近頃の私は、、、
    大自然の木々の中で言葉を忘れて清々するのです。




    最近耳に入るあれこれは限度を超えてきて
    正直なところ。

    次から次へと あの問題この問題
    あの地この地、彼の地 公私

    難民 戦争 空爆 人権侵害 差別か否か 原発 汚染 被爆 
    テロ 
    病気や医療や薬やワクチンの懸念 農薬に遺伝子云々 健康医療 老後 
    マイナンバーに始まるあれこれ(海外在住は受けとれないので。自分の将来の件を徹底して調べたり)
    次から次へと 留まる所知らず

    この夏近くの原発ではボヤもあったけれど 
    イギリスへ行く為にカレー(ドーバー海峡の橋のフランス側のたもとの街)
    に辿り着いたシリア難民へ起きたことも信じられない。
    今回はこれは書かない、と次回へ見送り書かないままの事は多い。

    本当に打ちのめされるのは それにまつわる人々の言動からの
    驚き 失望と落胆 賛否など意見の違い以前


    森は 全てを忘れさせてくれ
    無我無想になれる場所
    そこにあるのは調和だけ





    Chemin de vert  緑の道

     
    鳥のさえずり
    草や樹々の香り
    蜜蜂の羽音
    遠くで牛が草を食む音、
    草がプツンプツンと切れる音
    シェーンの実が落ちて跳ねる音
    ハシバミの葉のさらさら
    サンザシの赤い実
    あちこちに出たきの子
    栗の実のイガイガ
    木苺があるかぎり摘む手は止まらず
    刺に気を奪われすべてを忘れる
    草のサラサラ
    樹々の香り
    牛の鼻息
    自分の足音


     
    思考がとまり
    言葉を忘れ
    、、、
     
    光りと色に感嘆する
     




     


     
     
    木立の中では心のわだかまりが消え
    脚も体もふっと軽くなり
    心地よく満たされるのは それは
    木々の息吹と
     
    大自然の中には 憂いている生命がないから
     

    動物も鳥も木々も花も喜んでいる
    気を塞がず
    気に病まず
    考えず
    心配せず
    ただそこにある 
      生や四季を謳歌しつつ 
     命の美しい調和だけ

     響きのよい和音のよう

    Ευφωνία
     ユーフォニア



     
    牛は何万年とかわらぬものを食べ
    料理せず病院へもゆかず
    薬も飲まず
    老後や病気の心配もせず
    毎日草を食み 時が来たら
    ゆっくりと座り
    同じ場所で去ってゆく


    ここの牛は美しい毛並みで清潔で
    静かでどこか尊厳がある

    同じ方向へ歩いて一緒に草を食み
    休息も一緒 
    皆全く同じ姿勢で太陽を向いて瞑想するように座っている

    車窓や車道から丘の上にそんな光景がみえるとハッとする
    神々しさ 
    その昔牛が牛神といわれたこ頃は
    どれほど美しかったのだろうかと想い馳せる
    牛(放牧)によって生かされてきた民族は
    まだ牛を崇めている
    すべての生きものは扱われるようになってゆく
    こういう牛を スイスのアルプスでも見た


    ノルマンディーでは人間より遥かに広大な土地をもっている牛が
    狭い街にいる檻の中の人間を眺めるのだ
    殆どの場所は人間は入ってはいけない 牛の聖域




     






    そこに木苺が実る限り
    摘む手がとまらない

    輝く実に触れてそれを摘む時の不思議な気持ち
    太古の昔からしてきたことを繰り返すときにいつも感じること
    時空を超えて繋がる戦慄
    人類はほんの最後の一瞬で 
    こんなにも生活を変えたのだと


    古来からの女の手仕事は 瞑想的な時間に満ち
    宇宙に呼応している大自然の律動と
    恵みの中にあった

    それによって女の心身の平衡や神秘性は守られていた

    そして今も女の体はその頃と
    何一つ変わっていない





    窓から撮った中秋の名月の皆既月食 (収穫の満月)



    あたたかい陽の光りに
    音も無く飛ぶ虫
     
    時が止まったかのような静寂に
    ドングリひとつ
    葉が一枚落ちる音が響く木立の中
    秋の夕暮れ

    ノルマンディーの田舎道で思うこと







     


     



    どんぐり



    恋するてんとうむし



    ミュール 木苺 (ブラックベリー)今年は成り年 




    ノワゼット ハシバミの実 (一年中ポツポツ食べ)

     

     

    冬の夜。寝息。 

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      11月最後の夜につくった12月のデコール スタンドのかさ


      寒くなるほど、ますます紙に惹かれる。
      なぜだかわからない。
      山羊座だからなのか、紙がこんなに好きなのは。
      冬のやわらかい淡い光は、白い紙をもっとも表情豊かに見せてくれる。

      切り紙、ホワイトワーク、シャドウワークが好き。
      気づいたら、これは三つの要素が全部まざった飾り


      本当はもっとクリスマスらしい典型的なパターンで飾ろうと始めたけれど、もみの木、ジンジャーマン、と試してなんだか子供っぽいなとポイと横に除けたところで、ふっととつぜん沸いて、凄い勢いでフリーハンドで浮き上がってきた蝶々。6匹の蝶がすべて繋がっている。唐突に、蝶が飛び立つように、手の中からでてきた。こういうのが、不思議で面白いと思う。

      インスピレーションというのは、一陣の風のようにやってきて、それにのっかってそれ、それと終わらせ、ふわっと去ってゆく。
      だから早くて多少仕事が荒めのところもある。綺麗につくろうと細かい所でちまちましてくると、つまらない形になってしまう。

      おお、、、綺麗ね、、とシェードにあてて自分でも眺め入る。冬の夜のささやかな華やぎ。気に入った。そして、これはとても素敵だ、と感心された。

      夕食後にワインを飲みながらで、その日はめずらしく二人でボトルをだいぶ開けたから、ワインのお陰かもしれない。
      どこか私らしい見慣れた感じの懐かしいフォルムがどこかにある。どのへんがそうなのか、よくわからない。ワインを飲んでいるときによく見える、クリオネのようなグラスの影のフォルムも出てきた。クリオネは妙に好きなフォルムの生き物。無意識の領域からでてくるものは、面白い。私はいつからこんなに蝶をつかうようになったのか。無意識だからこそ不思議だ。



      先日の話題の胡桃とノワゼット。















      今日は遅いので。

      冬の夜に書こうとしたことは。

      最近よく、こうしていると、隣の部屋が妙に静かになって。
      あ、、寝てしまったかな、、、とおもう。

      スースーと寝息が聞こえることもある。

      言ってみると、ベッドでノートパソコンをしていた夫がいつもうたた寝をしている。





      写真→ 
      いただきもののズッキーニ(クロジェット)今年最後。大きい! つくったものを半分、一人暮らしの友人の所へスタコラもっていった。小走り十分。もうちょっと近いといいのだけれど。定期検診だった彼女も無事通過。いつも私の家族が元気か聞いてくれ、元気のときは一緒にとても喜んでくれる。













      なんだか最近、毎日のように、こうやって寝顔をみて、そーっとパソコンを取り除き、運んで、電気を消す。

      ほぼ日々の日課になっている。

      ここのところ風邪っぽいので、明日はとうとう良くない気がするといっていたし、ちゃんと早く布団に潜ればいいのに。。
      でも眠れないよりましでしょう。もともと独身時代からインソムニアックだったので、ようやく治ったとはいえ、ねむくなるまでのなにかが必要。。


      コードが体に絡まっていることも多く、抜き取り中に起きてしまい、歯磨きなどして、そしてまた本棚の前で寝る前の本を選ぶことも。(フランス人である夫は、寝る時はパジャマは着ないので、ベッドに入るときにパジャマも脱ぐ。
      パジャマはここでは、寝る前と起きた後にしばらく着ている為のもので、ベッドのなかでは身につけないもの。。)


      そして今日は、本をもってベッドへ入ったと思ったら、また静かでスースー寝ている気がするので、また行ってまた寝顔をみて、こんどはパソコンではなくて本をそーっと抜きとる。
      起こしてしまうと、寝てないと言って本を続けることもあるので、また戻ってくる事になるので、こちらも真剣で必死。ゆっくりと、慎重に、そーっと指の間から本を抜き取る。こんなゲームがあったな、タワーで、積み木の棒。と、家族でやったことをおもいだしながら。そして顔の上に煌煌と照っているスタンドをそっと消して、成功すると、ほっとする。息をとめていたりするので、深呼吸。本日も終了。

      仕事を頑張っているので、つかれているのだなあ。。。
      今日はそんなことを書いて寝ようと思った次第。
      遅くなってしまった。

      冬の夜は静か。

      カモメもいない、鳴かない。

      夏のうるさかった頃がついこの間のようだけれど、いまは嘘のように別世界。




      リスエストされることがもう、怖い、お寿司。飽きて。飽きて。自分のは。日本のプロの美味しいお寿司とは雲泥の差だもの。どんなに頑張ったって。
      でも私のでもひどく喜んでもえらえるので、幸せなのでしょう。お寿司以外のものも作らせてほしいのですが。だめでしょうか。このくらいの具のお寿司はレストランでは高いから、喜ばれる様子。お店のは中国人シェフだし、美味しくないという人も。

      チクチクウニの殻も開けました。痛いのでもういやだと毎回思う。いくらは瓶入りの。キュウリの器に柿とからめた、かにサラダがミントの葉と。サーモンとか。。最近はてきとうっぽい。日本酒は切れていたし!ミツカンのすし酢という混ざったものでごまかして。























       

      白い羽根の知らせ かもめの巣立ち 路辺の花 

      0
        Fête de la mer - le 2 Août Trouville sur Mer
         


        朝、窓を開けるとそよ風に

        ころころと舞う白い羽毛

        かもめの雛が日々巣立ってゆく季節

        屋根や車、あらゆる物の肌を撫でる様に

        ころころと毛先で器用に転がっていく羽根はまるでかざぐるま
         

        ようやく兵士が引き上げていく彼の地

        つかの間の儚い青い空に地中海のかもめが飛んでいるだろうか

        人の愚かさの犠牲となって命を落としたすべての人々と生き物に

        破壊された街々の上に今日は、静かに白い羽毛が舞っている

                  



        、、、今朝一番にみたものは、白い羽毛の知らせでした。
        毛先で車輪の様に器用にフロントガラスを上ってゆき、、、ころころと降りて来て、、地面に着地してまたコロコロと、、、幾つもの白い羽毛がゆっくり静かに転がるようすに、おもわずほっとうっとり眺めいってしまいました。ちいさなちいさなことですが。

        ああやって、一体どこまで転がってゆくのでしょう。

        ここではパレスチナもウクライナも話が近いので、毎日、新聞の第一面二面。準戦時中の気分がありました。
        72時間でも停戦してくれて、本当に心にたなびく雲がとぎれてくれたよう。心の重しがだいぶとれるよう。

        可哀想だとか助けたいとか助けなければという、そういう自他を区別した視点や客観的な気持ちがなく、自分たちも同じという感覚。助けてくださいという声を聞いて、日本政府もフランス政府も助けられる存在でなどない、同じ穴のムジナ。という感覚。戦争が一旦始まれば、いえ、たとえそうみえなくてもそれは私たちの姿。また、人を死に追いやるのは、兵器や武器や戦火だけではなく。ガザについては、せめてこのまま、長い長い休止になります様に。

        白い羽根が美しかった今朝。

         

                          ☆



        以下は日常のつれづれ、、、



        巣立ったばかりのあどけない顔のかもめの雛 →

        三日前くらいにしばらくかもめ達が煩くて(夏はうるさいのですが)
        何事かとおもって窓から顔を出してみると雛が初めて巣を離れていた。

        (カモメが煩いのにはいつも理由があります。嵐がくるとか、花火の音がするとか、週末で車が多くて空気が濁った夕凪の時とか。バカンスで街の喧噪が大きいとか、大漁の漁船がはいってきたとか。)

        ずっと産まれた煙突のある屋根を離れずにいたのに。随分大きくなって親より大きいくらいに見えてもまだ、餌を待って、口を開けてビービー甘えていた雛が、ようやっと20メートルほど飛んで、近くの屋根の上にきた。


        おお!飛んだのね。

        二匹の親は褒めているのか、喜んでいるのか、あるいは喝を入れているのか、とにかく大声で煩い。首をちぢめて、固まっているチビ。そのうち一匹は(多分お父さん)しびれをきらしてどこかへ飛んで行ってしまいました。
        ピーピー怖そうにして、親の後をおいかけるチビに背を向け、もう一羽もずんずん高い所へ上り、あっさり飛んで行ってしまいました。チビはビデオを撮っている私に気づいて、じーっとこちらを見ていましたが、しばらくピーピーないてから、また次の屋根へ飛びました。

                   
         

        クロウタドリの綺麗な声は、初夏のころまで

        それは多分私が一番好きなシーズン。クロウタドリの美しいメロディが朝や晩に聴こえなくなるころ、カモメの卵が孵るのです。
        そう、一ヶ月くらいは沢山いるヒナの声で賑やかで、睡眠がちょっと妨げられました。ヒナというのは夜、長い時間眠らないのですね。お腹がすくのでしょう、深夜もかまわず鳴くし、朝早く5時頃からピーピーピーピー。親カモメもお疲れ様。そして驚くべき勢いで大きく膨らんでゆき(育ってゆき)私がヒナの声の騒音にも慣れて熟睡できるようになったころ、ヒナは巣立つのでした。いまは街中でこういう『まだらの茶』のカモメの雛が、ヨチヨチ、、ピタピタ、、と道の真ん中をあるいています。その様子はさながら、おむつをした赤ちゃん。

        カモメは軽い

        人が歩いて来てもあとずさりをするくらいで、飛ぼうとはしません。いじめたり、イタズラする人のいない街です。ちなみにカモメって、軽いそうです。以前、シャルロットコーデーの家の(サビニャックが奥さんと通ったトゥルヴィルのサロン・ド・テ)同僚がいっていました。このチビをおもわず両手でちょっともってみたのだそうで。『まるで空気の様に軽かったわよ!あれはほとんど空っぽなの!空気よ空気!』
        からっぽ (Vide)、、、 というのはいかがな表現かとおもうのですが。へえ、重いのかと思ったら軽いんだ、、と思った私です。一言でカモメといってもここには二種居るので。小ぶりのムエットとちがって、ゴエロンというのは大きいのでみんな重いと思うのですが。なにしろ、水に浮く訳ですから。。ちなみにゴエロンが、英語でいうシーガルであり、これ(この記事で話題のカモメ)こそが、リチャードバックのかもめのジョナサンのカモメです。



        この子は喉がかわいて、こんな小さなところのお水をみつけて飲んでいました。マンホールの縁にたまったお水。50メートルも飛べば川や海があるのですが。


        ここがかなり気に入った様子で。ずっと夢中で飲んでいました。
        もうちょっと美味しいお水が近所のお庭にあるでしょうに。






        にほんでも見られる季節の花を少し、、、家から浜辺へゆく途中でみたもの。



            
        階段を下りて、、                      やまほろしの花と実


        ひるがお  
                                                                                                       トラベラーズジョイClematis vitalba




        そしてハニーサックル(すいかずら)
        フランス語で、
        Le chèvrefeuille du Japon (日本の山羊葉?)

        紫陽花とともに、
        ノルマンディーには夏中沢山みられます。
        ラベンダーが美しい季節でいい匂い(南仏とは比べ物にならない少量ですが)。フェンネルもヤロウもセージも雑草のように路辺や線路際にあり。レディースマントルの花が枯れ始めて、夏の終わりを告げています。

        ちょっとまえですがクレマチスもきれいに咲いており、、レンゲはずっと今でも咲いていて、、、(春と気温があまり変わらないからでしょうか)トウダイグサも春からずっと(これはギリシャにも一杯)、いろいろなミントの種があふれ、カモミールの草原もたまに。

        ダイオウ(ルバーブ)の大きな葉や(ルバーブの茎がマルシェに出て来て、料理やジャムやタルトやキッシュに使います)ノラニンジン、アンジェリカ、、

        そうそう、タチアオイが咲いています。ムクゲも。むくげって地味な名前で地味な存在ですが。ここでは多分、ハイビスカスっていうようです。それはまた随分派手なお名前ですこと。華やかに咲かないといけなそうで、私だったら落ち着かなそうです。

        沢山見てくださって、ありがとうございます。もうちょっと、役に立つ事を書こうとおもうのですが、意志と裏腹になってしまいやすく。羽根と、かもめの子と、花のお話でした。

        ☆ よこのビデオが、ページを捲る度に自動的にオンになってしまってわずらわしいかもしれません。すぐに直そうとしましたら、随分時間をかけて一から組み直しせねばならず、途中でフリーズ、失敗など、しております。。



         


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